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<茨城県の高校合格者の決め方>

 保護者の方々の中で高校の合格者の決め方を勘違いしていらっしゃる方が多く見られます。
よく聞くことが「ぎりぎりだと内申点の良いほうが合格しますよね」というものです。
これについてはここではっきりと
違います!と言っておきます。
では、どのように決定するのかここで例を使って説明いたします。
(例なので人数・点数等は正確ではありません)

例)桜の牧高校 学力重視:調査票重視=7:3 ←これが後で重要になります。
              定員 250人
まず、調査票の点数のつけ方は
45(9科目)×3(1年~3年)=135点満点になります。
また、桜の牧でしたら部活動・特技なども若干ですが利用することがあります。
次に実際の入試はご存知の通り
500点満点です。

そして今年の受験者の総数は300人とし、その中の4人の受験生に登場してもらいます。
あか君 入試 410点 調査票 128点   みどり君 入試 380点 調査票 108点
あお君 入試 320点 調査票 121点   きいろ君 入試 318点 調査票 112点

このような受験の結果になりました。では、合格者を決めていきたいと思います。

入試の点数により順位を全員につけます。受験者は1~300の順番がここで付けられました。
まずここで上から定員の80%(ここでは
200番まで)に当たる受験生が合格する可能性がでます。
あか君 入試 410点で12位    みどり君 入試 380点で58位
あお君 入試 320点で278位   きいろ君 入試 318点で288位

とすると現時点ではあか君とみどり君だけが合格する可能性があります。

次に調査票の点数でここでも順位を受験生に付けていきます。
ここでは定員と同じ順位(ここでは
250番)までが最初の合格者をを決めるために使われます。
あか君 調査票 128点で32位    みどり君 調査票 108点で260位
あお君 調査票 121点で86位    きいろ君 調査票 112点で198位

ここで最初の合格者を決められます。
その基準は入試の順位が
200番以内の受験生で(この場合はあか君とみどり君)
調査票の順位が
250番以内の受験生がまずは晴れて合格になります。

あか君はこれに当たるので見事合格です!!おめでとう!!
みどり君まだ残念ながら合格にはなりません。

ここが
ポイント1です!みどり君とあお君を比べてみてください。あお君は調査票の順位が
86位と100番以内にいるのに合格の可能性が今のところないのです。
それに比べてみどり君はまずは合格の可能性があったわけです。
また、入試の順位は200番までと厳しいのに対し調査票の方は250番でもいいよと
順位にして50もの余裕があるのです。当然ながらどちらも良いほうがいいに決まっていますが
もしどちらかに重点を置くとしたら本番の入試に重きを置いたほうが有利だと思われる理由の1つです。

ここで残りの合格者を決めたいと思います。③で入試で200番以内の受験生がすべて
調査票の250番以内とは限りません。(みどり君がそうでしたね)
ですから③の時点での合格者を例えば190人としましょう。すると定員が250人ですから
あと60人合格できることになります。(すべて入っているとしても50人の枠は残るわけです)
さて、最初にあった学力重視:調査票重視=
7:3がここで使われるのです。
この60人を7:3に分け42人は残っている受験生で入試の順位の上から42番までが合格、
また18人は残っている受験生で調査票の順位の上から18番までが合格となるのです。
これが学力重視と調査票重視の比率の意味です。
みどり君は残りの受験生の中で入試の順位が28番めだったので見事合格!おめでとう!

あお君は残りの受験生の中で調査票の順位が20番目だったので残念ながら不合格になりました。
きいろ君は入試も調査票も順位が当てはまらなかったので残念ながら不合格になりました。

ここが
ポイント2です。本番の入試の点数が取れるほうがここでも順位に余裕ができます。
調査票の順位と比べても
24人もの差があるのです。
ここでも入試の方が調査票よりも有利であることがお分かりだと思います。
このようなことから最初に言ったような結論に達するわけです。
そう、ぎりぎりなら入試の点数が良いほうが受かる!というイメージに替えたほうが入試に勝てます。

<内申点のホント・うそ>
よく英検3級を取っていれば受験に有利とか部活動をしっかりしてると内申点が上がると言われています。
そのことは間違いではないにしろ、正確ではありません。
正確には
そういう高校もありますということですね。
例えば水戸一高は調査表重視の判定になった時(上の例の④の内申点の3割の合格者を決める時など)は
評定(通知表の5段階評価)と総合学習時間のみで部活動も特別活動(生徒会など)も特技(英検など)も
全く見ません。
別の高校例えば勝田高校は部活動・特別活動・特技を見てくれます。
このように受験する高校によって様々ですのでそこもしっかりと調べておく必要があると思います。
ですから、内申点を良くする為に部活動をするのはどうかと思います。あくまでお子様の成長のためにと考えて
するものではないでしょうか。

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